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京都の道路はまるで碁盤の目。駅を起点に南に走り、かぐわしい香りに導かれるまま、体験スポットに到着京都の道路はまるで碁盤の目。駅を起点に南に走り、かぐわしい香りに導かれるまま、体験スポットに到着

京都では、道路が規則正しく東西南北にのび、 景色や雰囲気が似ているため、 自分がどこにいるのかわからなくなってしまいがち…。でも、国宝に指定された名刹やお城などを目印にすれば迷わず走れます。

今回は、京の街を南北に走る堀川通り沿いで、日本の伝統文化「香」を体験。

奈良時代に始まり、東山文化の室町時代で成立した「香道(こうどう)」。平安時代、貴族の装いとして流行した「匂い袋」作り。「香」文化が生まれた古都で、いにしえの香りを探して…

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京都へのアクセス方法はこちら!Kyotoイメージ イメージ イメージ
LESSON1 薫玉堂 心を研ぎ澄まして、香りを「聞く」これが香道の醍醐味
香りの旅の始まりは、華道、茶道にならび日本三大芸道のひとつ香道体験から。
創立以来409年の歴史を持つ、老舗「薫玉堂(くんぎょくどう)」で香りの歴史に触れてみます。
講義約30分、お手前30分、店内でお土産を拝見する約1時間半のコース。
講師・中村嘉宏さんは「堅苦しく考えず、香りを楽しむつもりで」とおっしゃるけれど、歴史と作法のある香道、うまくできるかしら…。
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まずは、講義から。
香道に使うのは、天然のとても高価な「伽羅(きゃら)」という香木と知り、その値段にびっくり。
手のひらに乗るような、数センチほどのほんの小さなかたまりで2〜3万円!
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しかも、今は日本では採れず、東南アジアの国々から取り寄せるとか。
香木の採れる東南アジアの国々を、香道では「六国五味(りっこくごみ)」と言います。

さぁついに、お手前に。今回チャレンジしたのは「三種香(さんしゅこう)」。
まず3種類の香木で、各3つずつ9コの包みが用意されます。
9コの包みをシャッフルし、そのなかから3つを選び、香りを「聞き」分けるというもの。
その3つが、全て同じかもしくは違うか、はたまた2つ同じなのかを当てるのですが、組み合わせは全部で5つ。
組み合わせにも「琴の音」「孤峯雪(こほうのゆき)」など、それぞれに名前がついています。
熱した灰の上に銀葉(ぎんよう)という小さな雲母板(うんもばん)を置き、その上に香木を乗せると、煙は出ずにいい香りだけが漂い始め…。
その香炉が香元から周ってくると、左手に持ち右手でふさぐようにして、慎重に香りを「聞き」ます。
3回もしくは5回香りを聞き、左隣の人に回す、この動作を3種の香炉で繰り返します。

「香りを覚えるには、これはコーヒーの香り、とか具体的に記憶するのがいいですよ」と中村さんからアドバイス。
「一つ目は爽やかな新緑の香り」「二つ目と三つ目は…」。
かなり自信アリ。
3つ目が終わると、答えを書く「記紙(きがみ)」が回ってきて、2番目と3番目が同じ香りを意味する「琴の音」と書。書き方もきちんと教えてくれるから安心です。
いよいよ、中村さんから答えの発表です。
最初に香木が包まれていた和紙に番号が書かれているので、それを見合わせるのです。
答えは3つとも同じ香りの「尾花の露(おばなのつゆ)」。
Women's Drive取材班は残念ながらひとりも正解なし!
「くー、1番目は絶対に違うと思ったのに!」
各々悔しがりながら、お手前はこれで終了。
香りを当てるのは簡単そうで、実はとても難しいことがわかりました。
体調によっても感じ方が微妙に異なるそう。
お手前の後に、振舞われるお抹茶や和菓子をいただきながら、中村さんと体験したメンバーであれやこれやと「香り」について語ります。
ほんの1時間半の体験で、すっかり香道にはまってしまいました。
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LESSON2 香の都 匂い袋つくりはセンスが肝心!?8種類の匂いの元から自分の感覚で調合
お次は、香道よりも気軽な感じでできる匂い袋作り体験。
奈良から平安時代、貴族の間で香りを装うことが流行しました。
これが「匂い袋」の始まり。
今では舞妓さんが着物の袖にこっそり忍ばせ使うものですが、小さい頃おばあちゃんにもらって、タンスに入れた記憶なんかもあるはず。
今回は、その「匂い袋」を自分で作ってしまうというもの。
体験できるのは、京都駅から北へ、西本願寺そばの「香の都」。
松栄堂や鳩居堂など、老舗のお香のほか、アロマキャンドル、ベネチアンガラスも扱う、かわいらしいお店。
1・2階がショップになっていて、5階の教室で体験できます。
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まずは先生の簡単な説明。
自分の好きなように混ぜて、オリジナルの香りを作るのかと思い、失敗したらどうしようと心配していたのですが…。
実は匂い袋は基本的な作り方があり、レシピに沿って香りの元を調合すれば間違いは起きないと聞いてひと安心。
だって、香りの元は、木の皮や根元などを細かく刻んだものだから、1度混ぜてしまうと、元に戻すことは絶対不可能!
基本的な調合が済んだ後、自分の好みに合わせて、香りを足していくそう。
8種類の香りを試しにかいで調合を開始!
と思いきや、8種類もの香りをかいだため、この頃には既に鼻がきかなくなっているような…。
思いなおして、レシピに従って、調合を開始。
ベースになる「老山百檀(ろうざんびゃくだん)」は多めに3〜4杯。
スプーンですくって、小さなボウルに入れます。
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その後、特徴のある「丁字(ちょうじ)」「大茴香(だいういきょう)」、続いてシナモンの香り「桂皮(けいひ)」、さらにスパイスが効いた「甘松(かんしょう)」「山奈(さんな)」「カッ香」を加え、最後に防虫効果がある「龍脳(りゅうのう)」を入れベースのでき上がり。
とりあえず先生にかいでいただくと、「龍脳を入れすぎたかしら…。主張の強い、はっきりした香りですね」とのコメント。
「もう少し甘い匂いにするには?」と先生に相談し、「桂皮」を加えることに。
同じように作ったつもりでも、まろやかだったり、きつかったり、でき映えはいろいろだそう。
香り作りにも性格が出るとか、出ないとか…。仕上げは可愛らしいちりめんの袋に入れて、入口を紐でふさぎます。包み方にもセンスが出るから、よく考えて。確かに少し香りが強いような気がするけれど、時間が経つと落ち着いてくるから、まぁいいか。「先生、どのくらいで香りは落ち着くんですか?」「そうですねぇ、だいたい1年くらいですかねぇ」「!!!」香りの威力恐るべし。
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薫玉堂DATA 香の都DATA
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所在地 京都府京都市下京区堀川通西本願寺前
TEL 0120-710162
URL http://www.kungyokudo.co.jp
体験料 1人2000円(抹茶・菓子付き)
駐車場 あり
営業時間 (店舗)9時〜17時半
体験時間 3人以上は平日(第2・4木曜、第1・3土曜を除く)10時〜または14時〜(予約制)、2人以下は第2・4金曜のみ10時〜または14時〜(予約制)
定休日 (店舗)第1・第3日曜日
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所在地 京都府京都市下京区堀川六条下る元日町2-1
TEL 075-352-3799
URL http://www.cube-kyoto.co.jp
体験料 匂い袋づくり1つ500円、ブレスレットづくり300円〜、ネックレスづくり1100円〜(空きがあれば当日でも受け付け)
営業時間 9時〜18時
体験時間 9時〜16時30分の間で受け付け
定休日 第2土曜日、日曜・祝日


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