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香りの旅の始まりは、華道、茶道にならび日本三大芸道のひとつ香道体験から。
創立以来409年の歴史を持つ、老舗「薫玉堂(くんぎょくどう)」で香りの歴史に触れてみます。
講義約30分、お手前30分、店内でお土産を拝見する約1時間半のコース。
講師・中村嘉宏さんは「堅苦しく考えず、香りを楽しむつもりで」とおっしゃるけれど、歴史と作法のある香道、うまくできるかしら…。 |
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まずは、講義から。
香道に使うのは、天然のとても高価な「伽羅(きゃら)」という香木と知り、その値段にびっくり。
手のひらに乗るような、数センチほどのほんの小さなかたまりで2〜3万円! |
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しかも、今は日本では採れず、東南アジアの国々から取り寄せるとか。
香木の採れる東南アジアの国々を、香道では「六国五味(りっこくごみ)」と言います。
さぁついに、お手前に。今回チャレンジしたのは「三種香(さんしゅこう)」。
まず3種類の香木で、各3つずつ9コの包みが用意されます。
9コの包みをシャッフルし、そのなかから3つを選び、香りを「聞き」分けるというもの。
その3つが、全て同じかもしくは違うか、はたまた2つ同じなのかを当てるのですが、組み合わせは全部で5つ。
組み合わせにも「琴の音」「孤峯雪(こほうのゆき)」など、それぞれに名前がついています。 |
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熱した灰の上に銀葉(ぎんよう)という小さな雲母板(うんもばん)を置き、その上に香木を乗せると、煙は出ずにいい香りだけが漂い始め…。
その香炉が香元から周ってくると、左手に持ち右手でふさぐようにして、慎重に香りを「聞き」ます。
3回もしくは5回香りを聞き、左隣の人に回す、この動作を3種の香炉で繰り返します。
「香りを覚えるには、これはコーヒーの香り、とか具体的に記憶するのがいいですよ」と中村さんからアドバイス。
「一つ目は爽やかな新緑の香り」「二つ目と三つ目は…」。
かなり自信アリ。
3つ目が終わると、答えを書く「記紙(きがみ)」が回ってきて、2番目と3番目が同じ香りを意味する「琴の音」と書。書き方もきちんと教えてくれるから安心です。
いよいよ、中村さんから答えの発表です。
最初に香木が包まれていた和紙に番号が書かれているので、それを見合わせるのです。 |
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答えは3つとも同じ香りの「尾花の露(おばなのつゆ)」。
Women's Drive取材班は残念ながらひとりも正解なし!
「くー、1番目は絶対に違うと思ったのに!」
各々悔しがりながら、お手前はこれで終了。
香りを当てるのは簡単そうで、実はとても難しいことがわかりました。
体調によっても感じ方が微妙に異なるそう。
お手前の後に、振舞われるお抹茶や和菓子をいただきながら、中村さんと体験したメンバーであれやこれやと「香り」について語ります。
ほんの1時間半の体験で、すっかり香道にはまってしまいました。 |
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