Women's Drive : ウーマンズドライブ
presented by YOKOHAMA -タイヤについてはこちらから- WEBメンバーはこちら
Close Up クチコミDRIVE SPOT All About Car Life MAM with KIDS! LECTURE
くるまのこと、もっと知って、さらに身近に All About Car Life
vol.8 運転とタイヤ(前編)
インデックスへ 1.運転とタイヤの基礎知識 2.心地いいドライブはタイヤで変わる
1.運転とタイヤの基礎知識
女性ドライバーのみなさん、クルマのデザインや機能面にはこだわっても、
タイヤにまでは目が行っていないのでは?
タイヤは言わばクルマの「靴」です。
「自分に合った靴」を履いていなければ、安全で快適なドライブはできません。
見落としがちなタイヤのこと、今回のAll About Car Lifeでしっかり勉強しましょう!
Q1.タイヤを購入する前に知っておかなくてはいけないことは?
Q2.タイヤが摩耗するとなぜ危ないの?
Q3.ドライブを快適にするために、日頃からのタイヤのチェックポイントを教えて。
Q1.タイヤを購入する前に知っておかなくてはいけないことは?
Anser.タイヤの働き=機能と、良し悪しを決定する3つの性能を知っておいてください。
ハンドル、サスペンション、ホイールなど、クルマの走行に必要な部品はたくさんあります。
なかでも、重要で特別なポジションを占めているのがタイヤです。
では、具体的にはどんな役割をはたしているのでしょうか?
基本的な機能面と性能面を見てみましょう。
●機能面
タイヤが果たす機能的な側面は大きく考えて4つあります。
1.
荷重支持機能
 クルマのボディの重みだけでなく、乗っている人や荷物を支える働き。
クルマの部品の中で、路面と接しているのはタイヤだけ。
路面との接地面積は、タイヤ1本あたりハガキ1枚分ほどしかなく、たったそれだけの面積で、タイヤ以外の重みも全て受け止めています。
普通乗用車用タイヤでも1本当たり500キロ前後。それならまだしも、大型トラックを考えるとタイヤがいかにすごい重さを支えているかが想像できます。
2.
制動・駆動機能
 簡単に言えば、エンジンの力を路面に伝えたり、クルマの動きをストップさせる機能のことです。タイヤがあるから発進・加速・減速・停止したいというドライバーの意志を正確に路面に伝えられるのです。
3.
緩衝機能
 路面の凹凸によるショックを受け止めるクッションとしての働き。
クルマの場合、タイヤのほかにもスプリング(バネ)とショックアブソーバーという装置が衝撃を吸収する助けをしています。
しかし、タイヤがゴムと空気からできているということが、長時間でも快適にクルマに乗っていられる一番の要因と言っても過言ではありません。
4.
進路保持機能
 行きたい方向に曲がったり、直進を保ったり、クルマを安定して走行させる機能。
私たちドライバーは、当たり前のようにカーブを走行していますが、もし鉄の車輪だったらアスファルトをスムースに走ったり、カーブしたりするのは不可能で、自由に好きな場所へ移動することはできなくなってしまうのです。
●性能面
タイヤの良し悪しを決めているのが、この3つの性能です。
1.
安全・耐久性
 屋外を走るという車の基本的な役割を考えれば、タイヤも傷ついたり、衝撃により弱ったりすることも当然です。
これらにいかに強いか、また、高速道路などの長時間走行による負担や熱にいかに強いか、というのもタイヤの重要な性能のひとつです。
2.
居住性
 タイヤは路面と直接接触しながら走っているため、どうしても騒音や振動などの不快な要素(N.V.H)をクルマやドライバーに伝えてしまいます。
それらをどれだけ吸収し、減らせるかによって、車内の居心地の良さが決まります。
3.
経済性
 道路を走り続けるタイヤはどうしてもすり減ります。この「摩耗」に強ければ、頻繁に買い替えなくて済み、経済的です。
また、クルマは走るときに空気などのさまざまな抵抗を受けますが、タイヤ自身の抵抗もとても大きなもの。これを「ころがり抵抗」と言い、この抵抗が少ないタイヤは燃費がよく、経済的です。
これらに加え、最近では、クルマのCO2の排出量を低減させる「環境性能」も重視されてきています。
4WD、ファミリーカー、スポーツタイプ…。クルマの種類がいろいろあるように、装着すべきタイヤも変わります。自分のクルマの特性を知って、タイヤを選ぶことが大切です。
up
Q2.タイヤが摩耗するとなぜ危ないの?
Anser.タイヤの溝がクルマを安全に走行させる役割を持つからです。
タイヤがすり減る原因は、路面と触れるときに発生する「滑り」です。
消しゴムを使う場合、ただ転がすだけでは、鉛筆で書いたものは消えず、紙に押しつけて滑らすことで消えます。なかなか消えない場合は、さらに加える力を強めますが、そうすると紙なども大きく削れてしまいます。
タイヤも同じ原理で働いているのです。タイヤ=消しゴム、路面=紙と考えて下さい。
クルマの走行中は、スムースに走っていてもごくわずかですが滑りが発生しているので、タイヤの摩耗は必ず進みます。
また、いわゆる「急」のつくような運転をすると、余計な力がかかったりタイヤが鳴いたりして大きく滑り、タイヤの減りが早くなります。
これを簡単な式で表すと、『摩耗量=加えられた力の量×滑り量』。(ゴム質の違いなどの要素は除く)
スムースな運転のできる人、要するに運転のうまい人は、クルマの燃費が良く保て、タイヤのすり減りも遅くなります。
石油からできているタイヤの減りを加速させない人は地球にも優しく、自分自身の財布もすり減らさなくてすむのです。
次にタイヤがすり減っているとなぜ危険なのか…。
タイヤの溝を挟む、路面と接する平らな部分を「トレッド」と言い、乗用車の場合、トレッドに厚さ一センチ程度のゴムが貼り付けられ、溝が作られます。
溝によってできた模様が「トレッドパターン」。トレッドが摩り減ってきて溝が浅くなってくることが「タイヤが摩耗している」ということです。
溝の持つ重要な役割を知れば、タイヤがすり減った場合の危険性もわかるはず。
では、溝の持つ役割を見てみましょう。
●溝の役割
1.
排水効果
 タイヤに刻まれた溝は丁度川のようにタイヤと路面との間の水を取り除いてくれます。もし、タイヤに排水効果がなかったら…。雨で濡れた道路では、スピードが上がるとタイヤと路面の間に水膜ができ、クルマが路面から浮き上がってしまいます。一切の操作が効かないという極めて危険な状態に…。これをハイドロプレーニング現象と言い、この現象を防ぐために、トレッドには溝が刻まれているのです。
2.
制動力と駆動力、牽引力の増加/操縦性や安定性の向上
 タイヤの種類や求める性能の違いにより、さまざまなトレッドパターンが刻まれます。溝は、一般向けタイヤの性能を発揮させる上では無くてはならないものです。
例えば…
縦溝が太くて多いと排水性が良くなる。
1つのブロック(溝に囲まれてできた“島”)が小さく、細かく溝が刻まれた方が、振動などが少なく静か。
横溝が多いと路面への「ひっかかり」が増える。スタッドレスではこの横溝がとても多いため雪道などに使用される。
など
意図した性能が出せるように様々な溝のパターンが考えられています。
F1などのレースで、溝がないタイヤ(スリックタイヤ)を使っているのを見たことはありませんか? 乾燥した路面でしか使わないなら排水の必要がないので、溝がいらないのです。でもトレッドが摩耗してきたら本来の性能が発揮できなくなるので交換するのは普通のタイヤと一緒です。
3.
放熱効果
 タイヤをつくっているのは主にゴム。消しゴムでも使っているうちに熱を持ってくるのと同じように、タイヤにも運動すると発熱する性質があります。
ある程度の発熱はタイヤにとっても性能発揮の上で効果がありますが、必要以上の発熱は性能低下を招いたり、故障の原因になります。
トレッドの溝は、空気に触れる面積を増やして少しでも熱を逃がしやすくします。
タイヤは走行条件やクルマの状態、運転の仕方によってさまざまな摩耗の仕方をします。マナーを守った丁寧でスムースな運転がタイヤの摩耗を抑制するコツです。
さらに、タイヤをローテーション(車に装着されているタイヤの位置を交換する作業)することで4本のタイヤの摩耗状態を均一化させ、より長持ちさせることもできます。
各タイヤ間の摩耗量や摩耗の仕方に差が見られるようになったら、その差が大きくなる前に別のタイヤにローテーションするのがポイントです。
車の定期点検時などにやってもらいましょう。
up
Q3.ドライブを快適にするために、日頃からのタイヤのチェックポイントを教えて。
Anser.ポイントは、空気圧・残溝・傷の3つ。
タイヤが摩耗しているとどうして危険かわかったところで、安全ドライブのためのタイヤチェックのポイントを把握しておきましょう。
チェックのポイントは以下の3つ
1.
空気圧
 Q1で説明した「荷重支持機能」は、タイヤの空気圧が大いに関係しています。同じタイヤサイズでも、空気圧が変わると支えられる重量(=負荷能力値)が変わります。
空気圧と負荷能力の関係は、日本自動車タイヤ協会で細かく規定されていて、サイズが同じならタイヤメーカーやブランドに関係なく負荷能力値は一緒です。
自動車メーカーが指定する、そのクルマの適正空気圧にしておくことが一番のおすすめ。運転席ドア付近に記載されています。
空気圧が不足していると滑り量が大きくなるため、タイヤは摩耗しやすくなります。そのことで、きれいに路面に接地できなくなり、操縦の安定性を損なったり、燃費が悪くなったり、発熱による故障を引き起こしたりするなど、クルマの安全性などに大きな影響を与えます。
逆に空気圧過多の場合は、ショックが逃げにくく、タイヤが傷つきやすくなったり、クッション能力が低下するためクルマが跳ねるような乗り心地になったり、操縦安定性も低下します。
タイヤの空気は徐々に抜けてしまうので、月に一度は必ず点検しましょう。
タイヤの空気圧は、空気圧計を使って自分でチェックすることもできますが、ガソリンスタンドやカー用品を扱うショップなどで点検してもらえます。
高速走行時の空気圧は、適正空気圧よりも高めに設定されていることもあるので、取扱説明書等で確認しておきましょう。
2.
残溝
 摩耗が進むと、排水性や操作性が低下し、乗り心地も悪くなることはQ2でも説明しました。溝の深さが1.6mmを下回るとスリップサインが出て、法的にも整備不良の状態となります。残溝が3mmくらいになったら、交換を考え始めましょう。
また、外側には溝があるのに内側には無い偏摩耗(片減り)をしている場合があるので、タイヤの内側の方まで点検することも大切です。
タイヤの残溝の計り方はこちら↓
3.
傷/異物
 トレッド面に釘や異物が刺さっていたら、自分では抜かずにタイヤ専門店などへ行って修理してもらって下さい。すぐに抜くと、貫通している場合は一気に空気が抜けてしまい走行できなくなります。また修理に当たって異物が刺さっている方向を確認するためにも、抜かない方が望ましいのです。
サイドの傷に関しては、現代のタイヤのほとんどを占めるラジアル構造のタイヤ(ラジアルタイヤ)は、サイド部が柔らかく弱いので、そこに傷を受けると大変危険です。傷があれば、多くの場合交換となります。もし気になる傷を見つけたらタイヤ専門店などで相談してみてください。
それから、タイヤの「ひび割れ」はよくある事象ですが、深く多くなってきたら同じく専門店などでチェックしてもらいましょう。
up
BACK ページトップへ
INFORMATION
Women's Driveがおすすめするサイト
サイト一覧はこちら
サイトについて Privacy Policy サイトマップ サイトへのお問い合わせ
COPYRIGHT (C)2005 THE YOKOHAMA RUBBER CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
  ECOMOTION