Women's Drive : ウーマンズドライブ
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くるまのこと、もっと知って、さらに身近に All About Car Life
vol.5 運転と環境(後編)
インデックスへ 1.私たちができる環境対策について 2.企業が取り組む環境対策について 3.近未来のクルマ社会について
取材協力:社団法人 日本自動車工業会 広報室 持田弘喜氏/ 財団法人 日本電動車両協会 展示広報グループ 井口俊勝氏
3.未来のクルマ社会について
高価すぎず、使い勝手もいい、環境によいクルマなら、
きっと近い将来、普及するはず。そのクルマの正体は?

また、実現が夢ではない、近未来のクルマ社会は
どうなっているのでしょう。
Q1.近未来、環境面で期待できるクルマは?
Q2.近未来、クルマ社会はどうなっているの?
Q1.近未来、環境面で期待できるクルマは?
Anser.今一番普及しているエコカー「ハイブリッドカー」です。
 課題の多いクリーンエネルギー自動車のなかで、価格面、利便性など、今までのガソリン車と変わらず利用できるハイブリッド車。現在では、このクルマが一番期待されています。
 先ほども紹介したTOYOTAのハイブリッド車「プリウス」を例にとると、燃費は世界最高レベルの31.0km/Lで、二酸化炭素(CO2)の排出量はなんと普通車の約半分。排出ガスを平成12年度の規制値の4分の1以下まで削減しています。
 いくら環境に優しいからと言って、便利なクルマに慣れてきた私たちが、今までより不便になるならば、快く導入することができないのが正直な気持ち。
 ハイブリッド車なら、特別な充電や操作はいりません。これなら、すぐにできる環境対策として、すでに多くの人に受け入れられている現状を見れば、一番期待される理由もわかりますよね。
 実はこのハイブリッド車、開発は日本が一番先でした。そして今、この技術が北米やヨーロッパにも渡り、日本が生み出した環境に優しいクルマが、世界を走っているのです。
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Q2.近未来、クルマ社会はどうなっているの?
Anser.ITSが導入され、環境に優しいクルマ社会になっている!?
 今までご紹介してきた取り組みが続けば、きっとこの先のクルマ社会も明るくなるはず。さらに、環境にも人間にも優しいITSというシステムの開発が国をあげて行われています。このシステムが完全に導入されれば、まさに「未来のクルマ社会」、「理想的なクルマ社会」になっていくのでは…と考えられています。
 ITSとは「Intelligent Transport System」のことで、情報通信やエレクトロニクス技術などの最新技術を使って、クルマと道路を知能化させ、安全で円滑、快適な交通環境を実現する総合的なプロジェクトのこと。
 なんだか難しそうだけど、実はこのITS、すでに動きはじめているものも!
 まず、最近では当たり前となったETC(自動料金収受システム)。料金所で停車をするクルマを減らすことで、二酸化炭素(CO2)の排出量低減につながっているのです。
 VICSこと道路交通情報通信システムは、渋滞情報や駐車場情報などを伝えることで、車両が1箇所に集中することを防げます。電気自動車の共同利用(EV新交通システム)もひとつ。そのほか、緊急時や渋滞末尾を警告するシステムなど、細かくわけると56項目にも上ります。
 では、約30年後の2030年。このITSが普及するとどんなクルマ社会になっているの?
1. 交通事故の半減
2. 交通渋滞の解消
3. クルマの燃料消費量とCO2がそれぞれ15%削減
都市部での窒素酸化物の排出量は約30%も削減
 このように近未来、地球環境を汚さないクルマ社会を実現させるために、今おこなわれていること、そして私たちドライバーにできることは、実は結構あるのです。
 クルマが大好きだからこそ、真剣に捉え、実行しなくてはいけないですよね!
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