|
一般に普及させるためには、まだまだ課題の多いクリーンエネルギー自動車。クルマメーカー各社では、1日でも早く、私たちドライバーがクリーンエネルギー自動車を自家用車として使用できるよう、開発を強化しているのです。
現在、日本では約7000万台のクルマが利用されていると言われていますが、そのうちクリーンエネルギー自動車の利用は0.1%にも満たないのが現状。それを打破しようと、経済産業省、国土交通省、環境省が合同で「低公害車開発普及アクションプラン」を提言。2010年代のできるだけ早い段階で、1000万台以上の普及を目指すものです。
|
 |
では、具体的に各メーカーではどんなクリーンエネルギー車や排出ガスを減らす機能を搭載したクルマが開発されているのでしょう。いくつか例をあげてみましょう。
TOYOTAのハイブリッド車「プリウス」のことなら、みなさんもご存知では? また、停車時に自動的にエンジンをストップしてくれる、すなわち「アイドリング・ストップ」を自動で行ってくれるシステムを搭載した「ヴィッツ」やキムタクのCMで有名になった「RAV4」の電気自動車が販売されています。
HONDAでは天然ガス車「シビックGX」。排出ガスはガソリンよりだんぜんクリーンで、二酸化炭素(CO2)の排出量は約20%も減るそう。また、デザイン性も高いと評価されているハイブリッド車の「インサイト」は普通販売もされていて、栃木県茂木にあるサーキット「ツインリンクもてぎ」では社用車として利用されています。
DAIHATSUでは、昨年12月、自動「アイドリング・ストップ」のシステムを搭載した「ミラV」を販売。直噴エンジンとの組み合わせにより、ハイブリッド車を除き、ガソリン車では世界最高の低燃費車です。
また、海外メーカーではBMWの水素自動車が挙げられます。水素の補給は、現在のガソリンスタンドのシステムを利用できる可能性が高いことから、未来カーとしての開発が各メーカーでも進んでいます。その中でもBMWでの研究開発は既に20年に及び、その成果として2000年5月、それまで難しいと言われていた「量産」を念頭に置いた750hlを発表。また、排出ガスゼロの燃料電池車を5年以内の実用化に向け、開発に取り組んでいます。
これらの車の価格は平均200万円前後(海外メーカーは除く)。今、私たちのほとんどの人が利用しているクルマの値段とあまり変わらないことを思うと、次は1歩先行く環境に優しいクルマを選んでみようと思いませんか?
|